タイトル通り, MacのiTunesで「ラブ」をショートカットで操作できるようにすることが目的です.
筆者の環境は以下の通り.
- OS X El Capitan
- iTunes 12.5.3.17
iTunesで音楽の整理を行っていると, マウスで操作しなければならないことが多々ありますよね. その中の一つが「ラブ」を付けたり外したりすることです.
数曲程度の編集であればマウスで操作してもいいですが, たくさんの曲を編集しようと思うとマウスでなくてキーボードで操作したくなるというもの. 早速設定方法の紹介に移りましょう.
ショートカットキーの設定
「システム環境設定」を起動します.
「キーボード」を選択します.
「ショートカット」タブを選択します.
左列一覧から「アプリケーション」を選択し, 「+」ボタンを選択します.
「アプリケーション」は「iTunes.app」, 「メニュータイトル」は「曲->ラブ」とします.
また,「キーボードショートカット」には「ラブ」のショートカットキーとして登録したいキーの組み合わせを入力します.
図の例では「Command + Shift + L」としています.「追加」ボタンを押します.
下図のように表示されていればOKです.
「ラブ」のON/OFF
上記の操作終了後, iTunesのメニューから「曲」の項目を見てみると, 「ラブ」の項目にショートカットキーが登録されていることが確認できます.
あとは曲を選択した状態で登録したショートカットキー(上記の例で言えば「Command + Shift + L」)を押すことで「ラブ」を登録することができるようになります.
すでに「ラブ」がついている場合, 下図のように「ラブ」の代わりに「ラブ済み」と表示されているはずです.
しかし, ショートカットキーは「ラブ」しか登録していませんでしたので, 「ラブ済み」を外すショートカットキーが割り当てられていません.
「ラブ」を付けるのと外すのを同じショートカットキーで設定したいのであれば, 再びショートカットキーの登録を行うことになります.
今回は,「メニュータイトル」を「曲->ラブ済み」として, 「曲->ラブ」のときと同じショートカットキーを割り当てましょう. (上記の例で言えば「Command + Shift + L」)
画像のようにショートカットキーが登録できればOKです.
これで, 「ラブ」のON/OFFが同じショートカットキーで操作できるようになりました.
応用:レートの設定
上記のようなショートカットキーの設定を他にも適用してみましょう.
実際, iTunesに限らず, アプリケーションのメニューから選択できるような, しかしデフォルトではショートカットキーが割り当てられていないような操作にショートカットキーを割り当てることができます.
iTunesの他の例で言えば 「レート」の設定なんかもできます.
「メニュータイトル」を「曲->レート->★★★★★」にすることで洗濯中の曲のレートを5にするショートカットキーを割り当てることが出来ます.
同様に,
「曲->レート->★★★★」はレート4,
「曲->レート->★★★」はレート3,
「曲->レート->★★」はレート2,
「曲->レート->★」はレート1,
に対応しており, これ等にショートカットキーを割り当てることが可能です.
私は「Command + alt + 数字」をレートのショートカットキーに割り当てています.
マウス操作が面倒な人はお試しあれ.