思想の勉強

社会の選択科目として倫理を学んでいる人もたくさんいるでしょう.

時代背景や革新的な事物によって生みだされた, 人類の思想や思想史を学ぶ学問であり, なかなかに面白い科目です.


有名な思想としては『性善説』, 『性悪説』なんかが知られていますね.


『仁義(礼智)』や『大丈夫』という概念は性善説による概念であり, 『仁義』なんて概念はとてもかっこよく感じます.

性善説によると, 人間にははじめから『四徳(仁・義・礼・智)』の種である『四端』が備わっているという. そして四徳を獲得した人間を『大丈夫』というのです.

(うーん, 私は当分大丈夫になれそうにない.)


対する性悪説は非常に現実的です.

よく, 「人間が先天的に持っているものは悪性である」という引用だけされてしまいがちですが, これには続きがあることは忘れてはなりません. 「だからこそ, 人間が善をなすならばそれは後天的なモノであり, 社会のルール(礼)で培われた, 人の為すもの(偽)である」というのが性悪説のいうところです.


私にとっては性善説よりも幾分腑に落ちる考え方であります. 高校生時代の国語教師が韓非子(荀子の流れを色濃く継ぐ人物)がお気に入りだと言っていましたが, いまではその感覚がよくわかります.


ただし, 思想の学問は自然科学と異なり, 別にどちらが絶対的に優れているのかなんてことではありませんが, このような先人の考え方を学び, 一色つけて後世に託していくことの大切さを忘れたくないものですね.